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2024.12.27 コンテスト

《2024》みんなのこいのぼりエピソード受賞作品

★ 優秀賞 ★

八木さんご家族
【 商品名 】
5m 8点 大型セット 龍虎伝

《 フルメンバー 》
家族5人となった初めての掲揚。お兄ちゃん達は妹鯉を温かな視線で見ています。

周辺住民の方々にとっても季節のランドマークになっており、多くの写真撮影や声がけをくださることが、掲揚を持続出来る励みになっています。
長男次男にはのぼりがなびくことの意義が少し分かってきたのかな?

★ 入賞 ★

アメリカ在住 ボニーさん

《 こいのぼりと出会って30年 はじめての日本、そして徳永こいのぼりへ! 》
テレビ東京の人気番組『世界!ニッポン行きたい人応援団』の企画で初来日を叶えたボニーさん。こいのぼりの製作を体験するために徳永こいのぼりに来訪されました。(2024年6月放送)

★こいのぼりを好きになったきっかけ
8歳の時、ロサンゼルスの日本人街で初めて鯉のぼりを買って以来、虜になったそうです。さらに14歳の時に大病を患い、大手術と1年間の入院を経験。病室に鯉のぼりを飾って、つらい闘病生活を乗り越えたそう。「鯉のぼりは私の命の恩人でもあり、人生を変えてくれた存在なんです」とボニーさん。

そんなボニーさんが初めての来日!徳永こいのぼりに来訪されました。
スケージを使って手捺染にチャレンジ。力加減を均一にしてなめらかな動きで染めないとムラが出来てしまいます。同じ型を横に移動させることで次々と同じ部分を染めたら、型を替え、違う色を重ねていきます。少ないもので8枚、多いと50枚以上の型を使うことも。型と染料を替えて重ね塗りをすることでだんだんと色がつき、鮮やかな鯉に。染めが終わったら高圧蒸し器の中へ。よりはっきりと発色します。

次の作業は染め上がった生地を電動カッターで裁断します。
丸みを帯びた流線形にするため、あえて線は引かずに感覚で裁断。尻尾のカーブの裁断も、縫い代の余白だけ意識して、あとは感覚で。小さなヒレは、小回りの利く裁ちバサミを使ってカットします。裁断で大切なポイントはくびれが綺麗なことです。流れるようなラインで、泳ぐ姿が美しくなります。
裁断した生地を縫ったら出来上がりです!

手作業で丁寧に縫製していきます
端午の節句をお祝いするご飯を食べました

《 ボニーさんより 》皆さんから教えてもらった技術をこれから活かしていくつもりです。皆さんと過ごした時間と徳永こいのぼりのことは一生忘れません。

★ 入賞 ★

高田さんご家族
【 商品名 】7m 7点 大型セット 錦龍

《 お腹を空かせたこいのぼり 》
3歳の息子が、こいのぼりの口に向かってお麩を投げている。「どうしたの?」と聞くと、「こいのぼりさん、お腹空いちゃったから、泳げないんだよ」と言う。その日は風のない日で、こいのぼりは支柱にはり付いてぐったりしていた。少し前、庭園の錦鯉にお麩のエサをあげたことがあったので、息子は、「こいのぼりさんにもあげようと思った」らしい。私は、「こいのぼりさんは、風がご飯なんだよ。風を口から吸い込んだら、また元気に泳げるよ」と答えた。次の日、ご飯を食べたこいのぼりが復活して、息子は大喜び。「このこいのぼり、じいじは天国から見えるかな」と言った。こいのぼりを買ってくれた祖父のことだ。私は息子が、他者への想像力を持った優しい人に成長してくれることを願っている。

★ 入賞 ★

井出さんご家族
【 商品名 】千寿

《 ずっと大好きなこいのぼり 》
 鯉のぼりは初節句で主人の両親から千寿を頂きました。富士市のみやひでさんで購入しました。
真太郎は一歳からこいのぼりが好きなんだと思います。(現在は小学5年生)
 年長までは主人か私が毎朝鯉のぼりをあげていましたが、小学生になると力がついて自分でもあげられるようになりました。最初は真太郎自身が好きだからあげていた鯉のぼりも、自宅の隣に公園ができてからは「ちびっこにも見てほしい」という気持ちであげています。今年は隣の公園で、小さな兄弟とおじいさんがうちの鯉のぼりを見ながら鯉のぼりの歌を歌ってくれていて、とても嬉しかったです。
(上写真)今年の3月ごろ暖かくなって我慢できずに鯉のぼりをベランダからロープでたくさん出しました。

右側にあるポールは竹です。
地域の方にお願いをして竹を持ってきて頂きました。真太郎が自分で穴を開けて鯉のぼりをあげました。ネットで色々調べて鯉のぼりのあげ方をマネしてみたり、自分なりに工夫して楽しんでいます。
青い鯉のぼりプロジェクトを知って、自宅で青い鯉のぼりをあげました。

「鯉のぼりが大好き」と言い続けていたら、校長先生が真太郎のことを地域の方に紹介してくださいました。この方を中心に不要になった鯉のぼりを地域で集めて、昨年からこどもの日にお祭りをするようになりました。内気な真太郎もこの時ばかりは張り切ってお手伝いをします。

《 2013年 初節句 》